ごみ箱

趣味等の暗い話を放り投げるゴミ箱

ファンがジャンルの首を絞めている

とある界隈の話。

 

そのジャンルは原作をゲームにもつものだった。


今年で5年目だそう。私は昨年からこの作品にハマった。

このジャンルの人と交流するようになってからわかったことがある。

ファンが閉鎖的すぎるのだ。

 

 ・5年、という歳月故仕方がないのかもしれないが、仲間意識がとても強い。

仲がよい、ということはいいのだが、

身内感がとても強い1つのグループがジャンル全体のアクティブユーザーを

抱えている状況なのである。

そのため、新規のファンと交流しよう、という空気がほとんどなく、

Twitterの繋がりたいタグはほぼ動く事はない。

ので、新規で入ってきた人が

「どうたって友だちを作れば良いのかわからない…」

とぼやいている姿をよく見かけた。私もそうだった。

 

・自ジャンルを盲目的に見ている人がとても多い。

いいところは見て持ち上げるが、悪い点は無視をするのだ。

たとえば

「うちのジャンルは平和で心が優しい人が多い!」

と言っている人がいた。

実際はそんなことない。

みんな直接言わないだけで、

Twitterの空リプで色々不平不満を言っていたりする。

直接相手に伝えないよう、でも、相手には気がついてもらえるよう

「察してくれ」方針なのである。

だから、平和に見えるだけだ。

 

また、「うちのジャンルは人気だ!」と思っている人がほとんどのようにみえた。

よーく周りを見てほしい。

コミケの企業ブースでは他の作品にほぼ場所をとられ、

舞台やライブをやれば、チケットが余りまくっている。

譲渡がひどすぎて定価割れなんて当たり前の状況だ。

チケットがはけないから、後から公式は色々特典つきのチケットを出す。

それに対して怒っているファンもいた。

気持ちはわかるが、それだけチケットが売れてない現実も考えてほしい。

 

さらに、原作のゲームに至っては

イベントがあっても、参加するユーザー数がとても少ない。

正直、期間中一日一回くらいやれば、レアカードが貰えるレベルである。


こんな状況で、それでも「うちのジャンルは人気」とファンの大体が思っている、

危機感を感じてない所が正直、怖い。

 

・先程少し触れたライブや舞台。

とにかくファンの観劇及びライブマナーが悪い。

観劇中におしゃべり、椅子揺らし、帽子かぶったまま、

さらには俳優やキャラのdisりを平気でやる。

普通に舞台マナーを調べればわかることができないヲタクが多い。


ライブに至っては、ライブハウスにもかかわらず

大きな荷物を持ち込んだり、ヒールサンダル厚底で前方に来たり。

厄介なのが、前にいて押されたりするのはライブ上仕方が無い時もあるのだが

それに対して怒り出す人がいる。

整理番号私より後ろだったのに、前に行かれた!!!!と怒ってる人もいた。

こちらも、ライブハウスのマナーを調べたらわかることである。

 

もう何年もやってる筈なのに、とにかくマナーが定着しない。

「自分ルール」を突き通す人が兎に角多いのだ。

昔からのファンに聞くと、毎年ちゃんと注意はしているらしい。

直してね!と声がけするファンもいた。

しかし、この声がけに対して批判的な人が多いのだ。

そこまでしなくてもと言葉を濁す、知識をひけらかしていると怒り出す等。

(正直守れない人が多いから、初歩的な注意がでてるんじゃないかなと思いますが

 そこに蓋をしてるようなんですよね。どうして。)

だからかわからないが、マナーが分かる人ほど、

いつのまにかそのジャンルから消えていたそうです。

(愛想つかしたんだろうね)

 


・二次創作活動の動きが寂しい。

即売会でオンリーがあっても、サークル数がとても少ない。

Twitter上でも一部のファンが積極的なだけで、

創作活動をしてる人がとても少ないと感じた。

 

 

 

一部のファンの人たちはこの事実に気がついているようだった。

改善しよう!と発信してる人もいた。

しかし他のファンによってその意見は否定されていた。

というか、ほとんどの人がそんなことない~と言っているように見えた。

私はそれをみて、驚いた。

 

この界隈は本当に、ネガティブに物事を捉えて、

臭いものに蓋をしようとする人が多いのだ。

 

正直、このジャンルのファンと交流したくないなあという気持ちが

最近強くなってきた。

盲目的で閉鎖的、私はこの空気感についていけない。

おそらくもう少ししたら、このジャンルを上がると思う。

 

 

 

某ジャンルのファンの皆様へ


もっと外の世界を見たほうが良い。


そして、自分のジャンルが今いかに危機に立たされてるか気がついてほしい。


このままでは、ファンがジャンルの命を奪う事になってしまう。

 

 

 

願わくば、このジャンルがずっと続きますように。